身体の休息はもちろん、脳を休息させる役割を持つ睡眠は、人が生きていくうえで必要不可欠なものです。しかし、ただの睡眠ではなく質の良い睡眠をとる必要があります。質の良い睡眠や快眠のためには、寝室の環境づくりや寝具選びが大きく関係していると言えます。

寝室環境の条件として、静かさや暗さが欠かせません。音や光は脳を刺激し、不眠や夜中に目が覚める要因となってしまいます。

夜間は生活音が少なくなり、ちょっとした物音で寝付けなくなることもあるので注意が必要です。外からの騒音対策として、二重サッシや厚手のカーテンなどの使用をおすすめします。

また、夜に強い光を浴びると、睡眠のホルモンであるメラトニンが分泌されにくくなります。よって、眠る前はなるべく部屋の照明を暗くすることが大切です。そして、寝室の明るさはおぼろげにモノの形が見える程度の明るさにしましょう。暖色系の間接照明を用いることで、リラックスできる寝室環境をつくることができます。

さらに、快眠のための寝室環境をつくる上で、家具やカーテン、寝具などの色にも注目してみてください。人によって色彩の好みは様々ですが、あまり強い色彩を寝室で使用すると安眠を妨げる原因となるので、ブルーやグリーンなどのリラックスできる色を取り入れることをおすすめします。

日本には四季があり、季節によって温度や湿度は大きく変化します。四季に応じて寝具を使い分けることで、より質の高い睡眠をとることが可能です。夏は涼しく、冬は暖かい状態で快適に睡眠をとるために、布団の中の温度や湿度にも注目してみましょう。

布団の中の湿度と温度のことを「寝床内気象」といい、理想的な気象条件として温度が33±1℃、湿度が50±5％とされています。理想の環境をつくるためにも、季節に応じて掛布団・敷布団の種類や素材の組み合わせを変えて調節をする必要があるのです。

また、睡眠中、人は体温調節のためにコップ一杯程の汗をかきます。よって、「温度を保つ保温性」「適切な湿度を保つ吸湿性」「吸収した湿気を空気中に放湿させる放湿性」に優れていることが理想的な布団の条件です。

季節に応じて掛布団・敷布団の種類や素材の組み合わせを変えて調節する際、使用する布団はどれを選ぶか悩むかと思います。どのような布団を使用すれば、快眠につながるのでしょうか。

例えば、春や秋といった季節の変わり目は暖かいと感じる日もあれば、気温が急に下がって肌寒く感じる日もあります。そんな季節の変わり目に、当店では春・秋用の布団として本掛け布団をおすすめしています。特に、吸湿性・放湿性に優れており、上手に布団の中の温度や湿度を調整してくれる羽毛布団や綿布団を選ぶと良いでしょう。

夏には、羽毛の肌かけ布団やタオルケットをはじめ、接触冷感素材の新機能商材を使用することもおすすめです。敷きパッドや枕パッドなどを接触冷感素材のものに変えるだけで、布団に入ったときにひんやりとするので、夏の寝苦しさが軽減され心地よく眠りにつくことができます。

そして、冬にも羽毛布団の使用がおすすめです。吸湿性・放質性に加えて保温性に優れているので、ブランケットと合わせて使うことでよりあたたかさを保ちます。布団の上にブランケットを乗せると、布団内のあたたまった空気を上に逃がさず保温することができ、寒い冬でも快適に眠りにつくことができます。

また、本掛け布団の他に、冬用の布団よりも薄めの合い掛け布団とそれよりもさらに薄い肌かけ布団が二枚組みになった二枚合わせ布団があります。
取り外しが可能で年間を通して使用することができるため、一年中使用できる布団をお求めの方におすすめです。

快眠のために布団や寝室環境を理想的な条件にそろえるだけでなく、アイマスクなどの快眠グッズを使用する方法もあります。ぜひ、快眠グッズと組み合わせて寝室の環境づくりや寝具選びにもこだわってみてください。当店では、高機能布団や高級羽毛布団、枕、おしゃれバーカーテキスタイルの毛布など上質な寝具の通販を行っています。高品質な快眠グッズをお求めの方はお気軽に当店の通販サイトをご利用ください。